DRONE NEWS

2024.03.08

高所点検が簡単に!”P250-EV”自動飛行ドローンを販売開始

従来、点検業務などのための複雑なドローン飛行はプロのドローンパイロットが必要だったが、新型ドローンP250-EVの導入により、専用の離着陸ポート上で簡単な操作で上昇・下降・旋回が可能となった。

この記事を 行で
  • 従来の点検では足場などの設置が必要
  • P250-EVは専用の離着陸ポートの上であれば、上昇などが可能
  • 目的の位置まで機体が移動したら、安定してその場で飛行し続ける

本郷飛行機株式会社(本社:東京都文京区 代表取締役:金田賢哉)は、複雑な操縦を必要としない、屋内高所点検用の自動飛行ドローン【P250-EV】の販売を開始する。

従来、点検業務などを目的とした複雑なドローン飛行には、腕利きのドローンパイロットが必要だった。また、高所の点検には足場を設置したり、梯子をかけたりしなければ業務ができないなど、多くのコストやリスクがかかっていた。


P250-EVは、専用の離着陸ポートの上であれば、簡単な操作で上昇・下降・旋回ができる自動飛行のドローンだ。機体を目的の高さと向きに合わせたら、操縦から手を離しても問題ない。その場で安定して飛行し続ける。ただし、安全のため操縦から手を離さないことを推奨している。


・機体スペック

機体幅 150mm×150mm、機体高 80mm、翼幅 100mm

重量約 250g(電池含む)、飛行時間 約15分(電池の使用頻度による)

機体搭載カメラ:4K相当


・離着陸ポートスペック

幅 約330mm×330mm

重量 約3kg


・セット内容

機体本体(電池含む)、電池充電器、専用離着陸ポート、操作端末タブレット(コントローラ含む)


・導入例

P250-EVは、地下空間やトンネル、倉庫、エレベータ内など、屋内や暗所の目視点検の補助を目的に開発された。離着陸ポートを設置する際、壁からの距離や室内環境の明るさなどに注意する必要があるが、気軽に飛行と操縦ができるため、エレベータなどのワイヤーや、高所のクラック確認など、屋内での点検業務や撮影業務などのシーンに活用が期待される。


場所や環境にもよるが、15m程度まで上昇が可能だ。暗所でも点検対象物が確認できるよう、LEDライトの点灯機能が搭載されている。


本製品は、専用の離着陸ポートの上であれば、ドローンの高度と向きを細かく指定できる。目的の位置まで機体が移動したら、安定してその場で飛行し続けるため、タブレットを見ながら点検業務などに集中できる。離着陸もボタンひとつで簡単に行える。誰でも操縦ができるが、定期的な飛行練習を推奨している。


・会社概要

社名:本郷飛行機株式会社

本社所在地:東京都文京区本郷3丁目4-3

代表取締役:金田賢哉

事業内容: 無人航空機(ドローン)他、ロボティックスに関する企画・開発・設計・製造・販売

設立: 2015年12月

HP: http://hongo-aerospace.com/

TRENDING STORIES