- オーガスタ・リージョナル空港を起点としたSKYDRIVEのユースケースを共同開発する体制を構築
- SkyDrive福澤氏「米国南東部地域における空飛ぶクルマ事業の成長につながる」
- Bravo Air Standard氏「 オーガスタ近郊だけでなく地域全体に環境に配慮した空の移動の選択肢を提供」
空飛ぶクルマと物流ドローンを開発するSkyDriveは、米国ジョージア州オーガスタのプライベートチャーター機運航会社ブラボーエアーと、空飛ぶクルマ「SKYDRIVE」について最大5機のプレオーダーを合意した。
本合意では、オーガスタ・リージョナル空港を起点としたSKYDRIVEのユースケースを共同開発する体制を構築する。エアタクシーサービス等、地域内における空飛ぶクルマを活用した先進的なエアモビリティサービスと社会実装を目指す。
SkyDriveは2023年1月にサウスカロライナ州に拠点を設置し、州政府や地方自治体など主要ステークホルダーの協力の下、米国市場への参入を進めてきた。今回の提携は、これまでに構築された信頼関係を契機に実現し、サウスカロライナ州を超えてジョージア州に事業を拡大し、地域社会に安全で持続可能且つ効率的な空の移動を提供するという同社の重要なマイルストーンとなる。
今後オーガスタ・リージョナル空港と近郊目的地を結ぶ、空飛ぶクルマのエアタクシーネットワークを確立し、通勤客や旅行者に向けたシームレスな“ラスト・ワン・マイルモビリティ”という新しい体験を提供することを目指している。
SkyDriveはブラボーエアーおよびジョージア州と緊密に連携し、地域社会のニーズに応える環境に優しい空飛ぶクルマの運航インフラの整備と育成に貢献していく考えだ。
■各コメント
SkyDrive 代表取締役CEO 福澤知浩
Bravo Airとの新たなパートナーシップは、SkyDriveの成長だけではなく、米国市場、特に南東部地域における空飛ぶクルマ事業の成長につながって行きます。私たちは共に変革を起こし、業界へのイノベーションや持続可能性に貢献し、更なる進歩を遂げる機会を創出していくことができると確信しています。
Bravo Air Operation VP Dann Standard
Bravo Airは、SkyDriveと共に米国で空飛ぶクルマ革命を起こせることに、とても興奮しています。この度の提携に伴い、私たちは日本を訪問し、空飛ぶクルマの開発に日々尽力するSkyDriveのチームにもお会いしました。今後、オーガスタ近郊だけでなく、地域全体に、より環境に配慮した空の移動の選択肢を提供していく一端を担えることを楽しみにしています。