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2024.05.22

NEXT DELIVERY、年内にドローン複数機運航体制を実現

NEXT DELIVERYは、2024年12月までに1人のリモートパイロットが複数機体の運航・監視できる体制(複数機運航)の実運用を目指す。

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  • 二等無人航空機操縦士(目視内の限定変更)以上の「リモートパイロット」が日本各地の物流ドローンの運航・監視を実施
  • 2024年5月17日時点でレベル3.5飛行は252回
  • 河野太郎デジタル相「レベル3.5飛行の運航を確認し、実用するなかでの問題はない」

NEXT DELIVERYは、1人のリモートパイロットが複数機体の運航・監視できる体制(複数機運航)の実運用を2024年12月までに実現する。


NEXT DELIVERYは、現在主にレベル3.5飛行により物流ドローンの運航を行っており、二等無人航空機操縦士(目視内の限定変更)以上である「リモートパイロット」が、日本各地の物流ドローンの運航・監視を実施。2023年度には、NEXT DELIVERYの本拠地である山梨県小菅村にリモートパイロットが集結し、1人のリモートパイロットが1機体の遠隔運航・遠隔監視という体制で、新スマート物流SkyHub(R)社会実装地域の9拠点での物流ドローン運航を行っている。


2024年5月17日時点で、総飛行回数は1,960回。そのうちレベル3.5飛行は252回の実績を誇る。2024年度からは1人のリモートパイロットが複数機体の運航・監視できる体制(複数機運航)の試験運航も始めており、12月までに1対5機を目指し、実運用を実現する。


このたび、2024年5月19日(日)に、北海道上士幌町で、1人のリモートパイロットが2機の運航・監視をする体制で物流専用ドローンAirTruckによるドローン配送デモフライトを実施した。当日は、河野太郎デジタル大臣も視察。河野大臣は実際の複数機運航の様子を視察後、「レベル3.5飛行の運航を確認し、これなら実用するなかでの問題はないと思う。人口が減っている地域は、いまの時点ですでにドローン配送の技術が必要になっている」とコメントしている。この複数機運航が日常的に実現することで、運航がより効率化できると同時に、運用コストの削減が可能となり、ドローン配送の事業化も加速する。

物流専用ドローンAirTruckから置き配されたかみしほろイーツ(tobachi)のお弁当を受け取る河野デジタル大臣 (かみしほろシェアオフィス)
複数機運航の実施をした物流専用ドローンAirTruckを前に河野デジタル大臣と竹中貢上士幌町長 (かみしほろシェアオフィス)
NEXT DELIVERYによるレベル3.5、 複数機運航の説明の様子 (かみしほろシェアオフィス)


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