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2024.04.11

FLIGHTS、ドローンレーザー活用でICTサポーターに認定

FLIGHTSは、国土交通省東北地方整備局の「ICTサポーター」に認定された。これにより九州、中国地方整備局、北海道開発局に続き、4拠点目の認定となる。

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  • 「ICTサポーター制度」は令和4~5年度の2ヵ年で、すでに約600件の活動実績
  • ICT施工(土工・護岸工・構造物工)におけるドローン搭載型レーザースキャナーを 活用した3次元計測技術などを登録
  • 全国で200基以上の橋脚点検の実績を持ち、うち20基が東北地方整備局管内の橋脚

FLIGHTSはドローンレーザー活用でICTサポーターに認定国土交通省 東北地方整備局の「ICTサポーター制度」に認定された。九州、中国、北海道に続き4拠点目だ。

「ICTサポーター認定制度」は東北地方整備局が令和4年に創設した制度で、地域の建設現場の生産性向上とDX促進を目指したものだ。ICTやデジタル技術の先駆者として技術支援を行う企業をICTサポーターとして認定し、地元の建設企業などをサポートすることで、これらの技術を広く導入・活用できる環境を整備することを目指す。令和4~5年度の2ヵ年で、すでに約600件の活動実績がある。


今回FLIGHTSが認定されたのは、以下の3つの専門領域となる。

  • ICT施工(土工・護岸工・構造物工)におけるドローン(UAV)搭載型レーザースキャナーを 活用した3次元計測技術
  • ドローン(UAV)を活用した施設や構造物の点検
  • ICT施工の研修・講習会の講師


移動しながらデータを取得する「ドローンによる測量」だからこそ重要な”慣性航法システム”に着目し「FLIGHTS SCAN」を米国企業と共同開発し、2022年夏より販売開始。開発責任者は3次元測量の黎明期より実務に携わるほか、これまでにUAV測量講師として500名以上を育成した。公共測量にも対応する高精度を実現する。FLIGHTS SCAN」のほか、さらなる業務効率化を目指すソフトウェアやサポートなど各種サービスを取り揃え、全国の事業者様へ提供している。

FLIGHTSではすでに全国で200基以上の橋脚点検の実績を持ち、うち20基が東北地方整備局管内の橋脚だ。他都道府県ドローン協会主催の「ドローンを使用した橋梁点検技術の実演講習会」にて実演した経験も有する。さらに2021年、大日本コンサルタント、DJI JAPANと連名で開発した「M300RTK-i」の新技術が国土交通省の「点検支援技術性能カタログ」に登録。


FLIGHTSはこれまでの実績やノウハウを活かし、東北地域におけるイベントの開催や業務の受託、技術の導入に向けた支援を強化していく。


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