- AirXと船橋市が災害協定を締結
- 災害発生時にヘリコプターや空飛ぶクルマを活用
- 船橋ヘリポートで食料や医薬品などの災害救援物資輸送を支援
次世代のエアモビリティの供給源となるインフラを構築するAirXは、千葉県船橋市と「災害時における緊急輸送等に関する協定」を締結した。2024年3月11日に市長同席のもと、締結式を行ったことを発表。これにより、ヘリコプターやプライベートジェット、空飛ぶクルマなどのエアモビリティが災害時の緊急輸送に活用されることが期待される。
AirXでは、2018年に船橋市金杉1丁目に船橋ヘリポートを開設し、ヘリコプターのナイト遊覧のサービスを開始。船橋市内および東京・横浜の夜景を楽しめるヘリコプター遊覧は、国内外問わず多くのお客様にご利用されており、1日に10組以上の利用者があることも。
2024年1月1日に発生した能登半島地震では、各所で道路が大きく損傷し寸断され、救助活動や物資輸送が滞る状況となり救援活動に大きな影響を与えた。この教訓から、同社では地域において迅速な救援活動を行うためには、さまざまな輸送手段を確保することが重要だと考えている。
本協定を通して、船橋市において地震・風水害その他の災害が発生、もしくは発生するおそれがある場合、または他の市町村の区域で災害が発生した場合において、ヘリコプターを活用した救援物資や資機材等の搬送による支援活動を協力していく。
今後、災害発生時には船橋ヘリポートからヘリコプターにて、食料や医薬品などの災害救援物資輸送を支援する予定だ。
AirXは、今後も船橋市が掲げる「命と暮らしを守る強靭なまち」の実現に寄与し、地域住民の安全・防災面における暮らしの豊かさを支援していく考え。
・「災害時における緊急輸送等に関する協定」 締結式
■日程
2024年3月11日(月)
■場所
京葉食品コンビナート埠頭