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2024.04.24

ドローン衝突回避AIなど開発のFaroStarへ投資申し込み受付開始

株式投資型クラウドファンディングサービスを行うイークラウドは、「FaroStar」の事前開示を開始。5月7日より投資申込みを受け付ける。

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  • FaroStarは次世代航空モビリティ向けの自動管制システムを開発・提供
  • FaroStarは次世代モビリティの開発を強化し大手企業と協業を進める
  • 衝突回避AIアルゴリズム「AURORA」を産業用ドローンに搭載する協議も開始

株式投資型クラウドファンディングサービスを行うイークラウドは、2023年に続き2回目の調達に挑む「FaroStar」の事前開示を開始した。2024年5月7日(火)19時30分より投資申込みの受付を開始する。

FaroStarは次世代航空モビリティ向けの自動管制システムを開発・提供する企業。2024年5月7日から5月23日までの募集期間で資金を募る。目標募集額は3,800万円で、上限は9,990万円。資金は空飛ぶ船の開発費や4足歩行ロボットの開発費などに使用される予定だ。


注目高まる次世代モビリティ ハードとソフトの先行開発で未来の物流環境に貢献


次世代モビリティの研究開発は国内外で活発化している。特に日本では「物流クライシス」が社会課題となり、各方面でモビリティ産業の活性化が進む。無人機中心の次世代モビリティの実現には、移動を安全に導く自動管制システムが不可欠だ。FaroStarはその開発に先行し、安全かつ便利な物流・交通環境の構築を目指す。

2023年4月にイークラウドで約3,888万円を調達したFaroStarは、次世代モビリティ「空飛ぶ船」や「4足歩行ロボット」の商談を進めており、防衛大学校への試験納入も開始。また、衝突回避AIアルゴリズム「AURORA」を産業用ドローンに搭載する協議も始めている。


事業の加速と共感の拡大を目指し、全国から株主を募集


FaroStarは今後、次世代モビリティの開発を強化し、自動車や物流、航空機、素材、輸送機器の大手企業と協業を進める。これにより開発・製造・販売体制を強化する計画だ。再びイークラウドで資金調達を目指すFaroStarは、個人投資家からの資金を求めている。


「FaroStar」の3つの注目ポイント


・「空飛ぶ船」を日本で唯一開発中※!次世代モビリティや自動管制技術の構築で未来の物流環境に貢献(※FaroStar調べ)

・航空機大手、自動車大手、機体メーカーなどと多数協業し、国の制度に先駆けた開発・実証を積極推進

・航空自衛隊や日本マイクロソフトを経た経営者が率いる、航空システムやモビリティに精通したチーム


詳細については、イークラウドの募集ページを確認すること。


募集ページはこちら


「FaroStar」が投資家の疑問に回答


2024年4月24日(水)までにFaroStarへの質問を受け付け、4月26日(金)に募集ページに掲載する予定。資金調達、事業内容、戦略などに関する質問は積極的に受け付けている。


「株式投資型クラウドファンディング」は、2015年の金融商品取引法改正以降、非上場株式の発行による資金調達が可能となった仕組みだ。スタートアップへの投資のハードルが低くなり、日本の経済成長と課題解決に貢献する手段として注目されている。

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