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2024.04.15

JR東日本がドローンなどのスタートアッププログラムを募集

JR東日本、JR東日本スタートアップは、MaaSやドローンをはじめとした先端技術を利用したスタートアッププログラムを募集する。

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  • 駅や鉄道などの経営資源や情報資産を活用したビジネス・サービスの提案を募る
  • MaaSや観光資源を活用する「地域共創」やドローンなどを活用する「デジタル共創」を募集
  • 春の応募期間は5月31日まで

東日本旅客鉄道(JR東日本)と、スタートアップ企業との共創を推進するコーポレートベンチャーキャピタルのJR東日本スタートアップは、ベンチャー企業や優れた事業アイデアを有する人たちとの協業によるビジネス創造活動「JR東日本スタートアッププログラム2024」を開催する。同プログラムでは駅や鉄道、グループ事業の経営資源や情報資産を活用したビジネス・サービスの提案を募り、ブラッシュアップを経て実現していく。


「JR東日本スタートアッププログラム」は、2017年度から開催しており、これまでに計120件の提案を採択。モビリティ事業や生活ソリューション事業など幅広い分野の実証実験を行い、一部の取組みは実用化にいたっている。


2024年度は春と秋の年2回募集を実施。MaaSなどを活用した「地域共創」、ドローンをはじめとした先端技術を活用した「デジタル共創」、「地球共創(SDGs)」の3つをテーマに掲げる。

「JR東日本スタートアッププログラム」は駅や鉄道、グループ事業の経営資源や情報資産を活用したビジネス・サービスの提案を募り、ブラッシュアップを経て実現していくプログラムだ。


JR東日本グループが掲げる「変革2027」のもと、社会課題の解決や豊かで幸せな未来づくりを共に実現できる提案を募集する。

(1)人・モノ・情報をタイムリーに結び付け、利便性を高めるサービスの創出

(2)出発地から目的地までをスムーズにつなぐ快適な移動の創造

(3)より安心・安全な輸送、サービス向上に資する技術革新

(4)魅力あるサービスの提供を通じ、国内外の多様な人々が集い楽しめる場としての駅づくり

(5)地域の雇用・移住・観光の促進

(6)環境負荷の少ないエネルギーや安全で安定した食糧の供給など社会的課題の解決


自社の製品・サービスまたはプロトタイプを有する、概ね起業10年以内の企業を対象として、1年以内(春募集は3月まで、秋募集は翌9月まで)に実証実験を実施することを目指す。


募集するテーマ

(1)「地域共創」

観光資源の活用やMaaSなどによる新しい旅や働き方、地域産業との連携による新たなビジネス創出など、沿線生活における駅などの資産の新たな価値創造

(2)「デジタル共創」

AIやロボティクス、ドローンなどによる生産性向上、Suicaをはじめとしたデータ資産の活用など、リアル×デジタルのくらしづくり

(3)「地球共創(SDGs)」

カーボンニュートラル、エネルギー、サーキュラーエコノミーなど、持続可能社会実現への挑戦

5 応募方法

専用ホームページから応募できる。

春の応募期間:2024年4月11日(木)~5月31日(金)
秋の応募期間:2024年10月中旬頃予定

URL:https://jrestartup.co.jp/

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