- 操縦者が機体に搭乗せず、各種検証のために検査員が乗り込み、遠隔操作で飛行
- 関西圏では初の取り組み
- 当日は駐機中の機体への搭乗体験も
株式会社パソナグループ(本社:東京都千代田区、代表取締役グループ代表 南部靖之)は、淡路市、一般社団法人MASCと連携し、空飛ぶクルマによる関西圏初の「無操縦者航空機での有人飛行実証」を、兵庫県淡路市の夢舞台サスティナブル・パークにて、3月10日(日)に実施する。
MASCでは2023年3月に大阪府枚方市で試験飛行を実施している。使用した機体は、中国EhangのEH216-S。今回の実証でも同機を使用するが、前回の試験と大きく異なるのが、操縦者が機体に搭乗せず、各種検証のために検査員が乗り込み、遠隔操作で飛行すること。これが関西圏初の「無操縦者航空機での有人飛行実証」の示すところとなっている。
本実証は、空飛ぶクルマの社会実装に向けた取り組みとして、飛行における安全性の技術的検証を行う。また、淡路市内での社会的受容性の向上も狙う。今後、淡路市における新産業の創出や未来の観光インフラ、災害現場での実用化を目指すとしている。
また当日は、駐機中の機体への試乗体験及び写真撮影ができるほか、『空飛ぶクルマ』に関するグッズ販売やパネルの展示を行う。
なお、有人飛行については2023年2月に別府湾や岡山県笠岡ふれあい空港で成功している。
EH216-Sの機体に関するレビューはこちらの記事を参照してほしい。
■『空飛ぶクルマ』有人飛行イベント 概要
日程:2024年3月10日(日)14:00~15:00
会場:淡路市夢舞台サスティナブル・パーク(兵庫県淡路市夢舞台1997番2、1番57)
内容: 有人飛行実証についての説明、有人飛行実証、駐機中の機体における試乗体験および記念撮影
備考: 天候や機体の状況により、飛行スケジュールは変更または中止になる可能性がある。