DRONE NEWS

2024.01.04

ワンストップでUAV測量システムの点検・精度試験、セキドがサービス開始

「3次元計測技術を用いた出来形管理要領(案)」や「作業規程の準則」に、UAV機器の保守点検や精度試験を求める項目がある。

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  • セキドはドローン/UAV測量を行う事業者向けに「UAV測量機 精度点検サービス」の提供を開始
  • DJIの業務用ドローンや写真測量機、レーザー測量機などの機器の点検や精度試験を実施
  • 無人航空機検査証明書を発行し、測量の精度と効率を保つ

セキドは、ドローン/UAVを使用した測量を行う事業者向けに「UAV測量機 精度点検サービス」を開始した。UAV測量機(DJI製品)がカタログスペックの精度を有するか調査する。   国土交通省の「3次元計測技術を用いた出来形管理要領(案)」や「作業規程の準則」には、UAV機器の保守点検や精度試験を求める記載がある。今回提供開始する点検・精度試験はセキドが第三者機関として行い、この記載のクリアを狙う。
 
機器の性能がカタログスペックに合致していることが確認された際には、「無人航空機検査証明書」を発行する。その他にも検定結果証明書、精度点検記録簿、キャリブレーション記録簿、UAVレーザ機材精度試験記録などの書類を発行する。有効期間はUAV写真測量機が1年間、UAVレーザー測量機が6ヶ月となる。対象となる機器は、DJIの業務用ドローンMatrice350/300 RTKや写真測量機Zenmuse P1、レーザー測量機Zenmuse L2/L1、カメラ一体型測量用ドローンMavic 3 EnterpriseとPhantom 4 RTK。

 

サービスは、問い合わせ後に、専門スタッフによるヒアリング、機器の点検、無人航空機検査証明書の発行までをワンストップで提供。シンプルな方法でドローン/UAVを用いた測量の精度と効率を保つ。セキドおよびセキド系列の販売店で購入した製品が顧客が対象となる。

 
ドローンは本体だけでなく、関連機器のメンテナンスも重要だ。航空法に限らず、使用するシーンに応じて求められるメンテナンスが各種あり、対応に苦慮するユーザーも多いだろう。この取り組みはその一助となるはずだ。メンテナンスを欠かすことなく、安全に業務に取り組むことを心がけたい。 

(プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000673.000016343.html )
 

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