DRONE NEWS

2024.03.19

ドローンによる要救助者捜索システムの実証実験開始

家屋倒壊による要救助者を、携帯電話の電波をドローン搭載型の捜索ユニットで取得して捜索する実証実験が開始。

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  • 携帯電話から発信する電波をドローン搭載ユニットで受信
  • ペイロード1kg以上のドローンであれば装着可能
  • 専用アプリケーションで地図上をメッシュ化し位置情報を取得

イーエムアイ・ラボは、家屋倒壊による要救助者のいち早く捜索救助をするため、ドローン搭載型の捜索ユニットやヒートマップ作成のアプリケーション開発を始めた。同時に、実装に向けた実証実験も開始している。

ドローン搭載型要救助者探索ユニット

携帯電話の電波を受信し位置情報を記録


携帯電話から発信する電波をドローン搭載型要救助者探索ユニット「EMI-01s」が受信し、専用アプリケーションを用いて地図上に位置情報を可視化するシステムを開発。自然災害時に有効な自分の居場所を知らせる手段として携帯電話を利用し、迅速な救助に繋げるための実装検証を進める。

ドローン搭載型 要救助者探索ユニット「EMI-01s」のスペックは下記の通り。

サイズ:W約230mm×D約130mm×H約10mm(アンテナ含まず)

重量:約1000g

ペイロード1kg以上のドローンであれば装着可能(アンテナの変更あり)

要救助者の位置情報をヒートマップ化

専用アプリケーション「EMI-IT_DISASTER_App」は、地図上をメッシュ化することによって位置情報を取得。救助隊員への伝達も容易だ。CSV出力にも対応し、別のドローンによる捜索活動も可能となる。

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