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2024.03.19

東京工芸大学が無人航空機操縦者技能証明を単位認定

先端技術無人航空機トレーニングセンターが支援する東京工芸大学は、2024年度からドローンの国家技能資格取得を単位認定する制度を開始する。

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  • 2024年度より無人航空機操縦者技能証明の取得を単位認定
  • 一等無人航空機操縦を2単位、二等無人航空機操縦士を1単位
  • LiDARや画像センシングの講座も開設

先端技術無人航空機トレーニングセンターが支援活動をおこなう高等教育機関(東京工芸大・東京高専)が、2024年4月からドローン国家ライセンスである無人航空機操縦者技能証明の取得を単位と認める制度をスタートさせる。


先端技術無人航空機トレーニングセンター(以下、AUTC)が無人航空機操縦者技能証明の取得支援を行っている東京工芸大学(神奈川県厚木市)では、単位認定取扱規程の一部変更を実施。2024年度より無人航空機操縦者技能証明の「一等無人航空機操縦士」「二等無人航空機操縦士」の資格を在学中に取得した場合、履修単位として認定することとなった。


「一等無人航空機操縦士」の取得では2単位、「二等無人航空機操縦士」の取得では1単位が付与される。

また東京工芸大学では、2024年度より工学部工学科情報コースのカリキュラムに「フォトグラメトリとLiDARの基礎」(2年生向け、2単位、2025年度から開講)、「無人航空機と画像センシング」(3年生向け、2単位、2026年度から開講)の2つの科目を新設。


写真専門学校を前身とし、テクノロジーとアートを融合した無限の可能性を追究する東京工芸大学では、無人航空機操縦者技能証明の取得自体は、「画像」を取得する手段のひとつであると考え、取得した画像を利用して3Dモデルの構築やインデックスマッピングなどの応用や原理を学んでいくことを重要視している。


東京工芸大学では2024年3月31日(土)にオープンキャンパスを実施予定であり、この中で「デモ飛行見学および学生による資格取得の経緯説明」(会場:体育館メインアリーナ)や、シミュレータと3D構築ソフトを使用した「ドローンフライトシミュレータと3D構築ソフトの体験」(会場:本館PC演習室206))なども予定されている。

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