
- 「農家の悩みを解決したい」という強い想いが、ナイルワークスのモノ作りの原点
- 農家が抱える課題解決をするための特許出願を実施
- 2024年5月現在、ナイルワークスが権利取得した特許数は155件
ナイルワークスは特許庁が取りまとめた特許出願技術動向調査報告書にある特許出願数(国際展開発明件数)ランキングで、日本企業としてドローン分野での特許の国際出願数No.1を獲得した。世界ランキングではNo.3となっている。
特許出願技術動向調査報告書のドローン概要について https://www.jpo.go.jp/resources/report/gidou-houkoku/tokkyo/2023theme.html#a04
特許出願技術動向調査報告書のドローン庁舎報告書について https://www.jpo.go.jp/resources/report/gidou-houkoku/tokkyo/document/index/2023_02.pdf
課題解決のための特許活用
ナイルワークスはこれまで、数々の農業現場で、高齢化や後継者不足に悩む農家の姿を目の当たりにしてきた。だからこそ、「農家の悩みを解決したい」という強い想いが、ナイルワークスのモノ作りの原点となっている。テクノロジーで農業と食の可能性を追求し、データを活用したアグリテックと農業用ドローンの両輪で農家が抱える様々な課題を解決してきた。ナイルワークスの製品やサービスは、これらの特許によって構成されている。
ナイルワークスには様々な分野の技術エンジニアが多数在籍し、農業従事者・関係者の声を大切にしながら、農家が抱える課題解決をするための特許出願を行なっている。企業として、知財への投資や事業への活用を積極的に取り組むとともに、知財を経営に生かす試みを行ってきた。こうした点が高水準な出願につながっている。
今後の展望
なお、上記調査期間以降も特許出願を継続し、2024年5月現在、ナイルワークスが権利取得した特許数は155件となっている。内訳としては日本国内122件、中国24件、アメリカ9件となり、特許内容としては完全自動化特許、インターロック機能、飛行経路生成、生育シミュレーションから画像センシングなど、多岐にわたる。農作業をする方の安全性の確保、作業効率の向上、作物の品質・収量を高めるための工夫を権利化している。
