- Joby Aviationの「S4」モックアップやVR映像が見られる
- 空飛ぶクルマ シミュレーターでは東京都心上空を飛行
- ドローンデリバリーは参加者が多数で大盛りあがり
(取材・構成/水野二千翔〈エアリアル・ウェイライター〉)
2024年5月26日まで、東京都の台場周辺の湾岸エリアでイベント「SusHi Tech TOKYO 2024」が行われている。SusHi Techとは「Sustainable High City Tech」の略。持続可能な都市を目指して募ったテクノロジーやアイデアを紹介するイベントだ。
会期中にはスタートアップが集合するアジア最大級のイベント「グローバルスタートアッププログラム」(5月16日まで)、五大陸の都市からリーダーが東京に集まり、今後の課題解決に向けた議論を行う「シティ・リーダーズプログラム」(5月17日まで)が開催されている。
一般の人も楽しめる本イベント最大の目玉が「ショーケースプログラム」だ。都市を彩る豊かな「自然」、そして都市機能を維持するための「便利」な技術を融合させ、未来の都市のあり方を見せてくれるという触れ込み。ショーケースプログラムの象徴となっているのが、陸・海・空を代表する様々なモビリティだ。今回は、会場のひとつになっている日本科学未来館で見られる空のモビリティを中心に紹介しよう。
日本科学未来館に入ると常設展示場とは別にショーケースプログラムの会場が設けられている。その入口にドンと構えるのが、Joby Aviationが開発する空飛ぶクルマ「S4」の原寸大モックアップ(模型)だ。展示に併設された解説では「地球温暖化を防ぐために、未来の乗りものは二酸化炭素を排出しないエネルギーで動いている」と紹介。モビリティの代表として最も目立つ場所に設置されていた。
(以下ではS4の写真、ドローンデリバリーの体験模様について写真を中心に紹介します)